WordPressのパーマリンク設定とおすすめ構造

この記事では、WordPressのパーマリンク設定について詳しく解説します。
「投稿URLをどうすればSEOに強く、見やすくできるのか？」という疑問を解消します。
設定画面で選べる各構造の意味と、最適な設定方法も紹介します。

1 パーマリンクとは？

パーマリンク（Permalink）とは、各投稿・固定ページの「永久的なリンク（URL）」を指します。
たとえば、記事URLが https://example.com/sample-post/ の場合、この部分がパーマリンクです。

2 設定画面の場所

WordPress管理画面から次の手順で開けます：

設定 → パーマリンク設定

ここで、「共通設定」や「カスタム構造」などの項目を選択できます。

3 パーマリンク構造の種類

WordPressでは、あらかじめいくつかの構造が用意されています。

4 カスタム構造の使い方

「カスタム構造」を選ぶと、以下のタグを使ってURLを自由に設計できます。

%year% 投稿年（例：2025）
%monthnum% 投稿月（例：10）
%day% 投稿日（例：20）
%hour% 投稿時（例：14）
%minute% 投稿分（例：30）
%second% 投稿秒（例：59）
%post_id% 投稿ID（例：123）
%postname% 投稿スラッグ（例：sample-post）
%category% カテゴリースラッグ（例：news）
%author% 投稿者スラッグ（例：admin）

例えば、カテゴリ名と記事タイトルをURLに含めたい場合は次のように設定します。

/%category%/%postname%/

この場合、URLは次のようになります：

https://example.com/news/sample-post/

5 カテゴリー・タグベースの設定

下部の「オプション」欄では、カテゴリーやタグURLの接頭辞も変更できます。

カテゴリーベース: topics
タグベース: labels

上記のように設定すると、URLは次のようになります：

• カテゴリー例：https://example.com/topics/news/
• タグ例：https://example.com/labels/wordpress/

6 SEO的におすすめの設定

最もおすすめなのは次の2パターンです：

1. 投稿名： /%postname%/
   → シンプルで短く、SEOにも効果的。
2. カスタム構造：カテゴリー＋投稿名： /%category%/%postname%/
   → 記事の階層が分かりやすく、整理された印象。

WordPressのTipsや制作ノウハウを発信しているブログ型サイトなら、「投稿名（/%postname%/）」の方がベター（最適）です。

※管理画面で表示される「投稿名 → https://wordpress-tips.net/sample-post/」は、実際には %postname% の設定を意味します。
管理画面が見せている https://wordpress-tips.net/sample-post/ は、あくまで実例です。

7 スラッグの付け方のコツ

- 半角英数字・ハイフン（-）のみを使用する
- 日本語URLは避ける（SNS共有時に文字化けしやすい）
- 短く、記事内容がわかる英単語を使用する（例：seo-tips、wp-customize など）

8 注意点

• 構造を変更すると、既存記事のURLが変わるため「リダイレクト設定」が必要。
• 運用途中の変更はSEO評価に影響するため慎重に。
• 新規サイトやリニューアル時に最初に決めておくのが理想。

9 まとめ

WordPressのパーマリンク設定はSEOにも直結する大切な項目です。
初心者の方はまず 「投稿名」構造（/%postname%/） から始めましょう。
カテゴリ構造を組み合わせたい場合は /%category%/%postname%/ がおすすめです。

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