wp-sitemap.xmlとsitemap.xml???どれを使うべきか?
- 1 最初に結論:ファイル名ではなく「誰が生成しているか」を確認する
- 2 XMLサイトマップとは?
- 3 サイトマップを送れば必ずGoogleにインデックスされる?
- 4 wp-sitemap.xmlとは?
- 4.1 wp-sitemap.xmlは「サイトマップインデックス」
- 5 WordPress標準サイトマップには何が含まれる?
- 6 WordPress標準サイトマップは自動更新される
- 7 sitemap.xmlとは?
- 8 All in One SEOではsitemap.xmlが使われる
- 9 sitemap_index.xmlとは?
- 10 Yoast SEOのサイトマップも自動更新される
- 11 wp-sitemap.xmlとsitemap.xmlは「まったく別物」とは限らない
- 12 wp-sitemap.xmlとSEOプラグインのサイトマップの違い
- 13 複数のサイトマップがあるとSEOに悪い?
- 14 ただし複数サイトマップの併用は管理が複雑になる
- 15 Google Search Consoleにはどのサイトマップを送ればいい?
- 15.1 WordPress標準サイトマップを使っている場合
- 15.2 Yoast SEOを使っている場合
- 15.3 All in One SEOを使っている場合
- 15.4 その他のSEOプラグインを使っている場合
- 16 Search Consoleに複数のサイトマップを送っても大丈夫?
- 17 Google Search Consoleへのサイトマップ送信方法
- 18 サイトマップを送信したらすぐインデックスされる?
- 19 サイトマップに入っていればインデックスされるわけではない
- 20 サイトマップには「検索結果に出したいURL」を掲載する
- 21 priorityとchangefreqは必要?
- 22 lastmodは正確なら利用される
- 23 XMLサイトマップの簡単な例
- 24 robots.txtにもサイトマップを記載できる
- 25 自分のサイトがどのサイトマップを使っているか確認する方法
- 26 SEOプラグインを使っている場合のおすすめ
- 27 WordPress標準サイトマップだけでも使える
- 28 Search Consoleに古いサイトマップが残っていたら?
- 29 まとめ:Googleに送るサイトマップは「wp-sitemap.xml一択」ではない
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WordPressサイトを確認していると、
wp-sitemap.xml
sitemap.xml
sitemap_index.xml
など、複数のサイトマップURLを見かけることがあります。
ここで、
「wp-sitemap.xmlが新しいから正しい」「sitemap.xmlは古いから不要」
と判断するのは正しくありません。
XMLサイトマップのURLや生成方法は、WordPress標準機能を使っているか、Yoast SEOやAll in One SEOなどのSEOプラグインを使っているかによって異なります。
この記事では、
WordPress標準のwp-sitemap.xmlと、sitemap.xml・sitemap_index.xmlの違い、Google Search Consoleにはどれを送ればよいのか
をわかりやすく解説します。
1 最初に結論:ファイル名ではなく「誰が生成しているか」を確認する
まず結論から整理すると、次のように考えると分かりやすいです。
| 利用している機能 | 代表的なサイトマップURL | Search Consoleへ送るもの |
|---|---|---|
| WordPress標準 | wp-sitemap.xml |
wp-sitemap.xml |
| Yoast SEO | sitemap_index.xml |
sitemap_index.xml |
| All in One SEO | sitemap.xml |
sitemap.xml |
| その他のSEOプラグイン | プラグインによって異なる | そのプラグインのメインサイトマップ |
つまり、
Googleに送信すべきサイトマップが「wp-sitemap.xml一択」というわけではありません。
現在サイトで使用しているサイトマップ生成機能の、メインとなるサイトマップまたはサイトマップインデックスを送信します。
2 XMLサイトマップとは?
XMLサイトマップは、検索エンジンにサイト内のURLを知らせるためのファイルです。
Googleなどの検索エンジンは通常、サイト内リンクや外部リンクをたどりながらページを発見します。
XMLサイトマップは、そのURL発見を補助する役割を持っています。
特に、
- 新しく開設したサイト
- ページ数が多いサイト
- 内部リンクだけでは見つけにくいページがあるサイト
- 画像・動画・ニュースコンテンツが多いサイト
などでは役立ちます。
3 サイトマップを送れば必ずGoogleにインデックスされる?
ここは重要です。
XMLサイトマップにURLを掲載してGoogleへ送信しても、
そのページが必ずクロール・インデックスされるわけではありません。
サイトマップはGoogleに、
「このようなURLがあります」
と知らせるための仕組みです。
ページを実際にクロールするか、インデックスへ登録するかはGoogleが判断します。
また、サイトマップを送信したこと自体によって検索順位が上がるものでもありません。
4 wp-sitemap.xmlとは?
wp-sitemap.xml は、
WordPress 5.5からWordPress本体に搭載された標準XMLサイトマップ機能
です。
通常は、
https://example.com/wp-sitemap.xml
へアクセスするとサイトマップインデックスが表示されます。
4.1 wp-sitemap.xmlは「サイトマップインデックス」
wp-sitemap.xml の中に、すべてのページURLが直接並んでいるわけではありません。
投稿、固定ページ、カテゴリーなどのサイトマップへのリンクをまとめた、
サイトマップインデックス
になっています。
たとえば、次のような構成になります。
https://example.com/wp-sitemap.xmlhttps://example.com/wp-sitemap-posts-post-1.xmlhttps://example.com/wp-sitemap-posts-page-1.xmlhttps://example.com/wp-sitemap-taxonomies-category-1.xmlhttps://example.com/wp-sitemap-users-1.xml
5 WordPress標準サイトマップには何が含まれる?
WordPress標準では、公開対象となっている投稿タイプやタクソノミーなどからサイトマップが生成されます。
代表的なものとして、
- 投稿
- 固定ページ
- 公開対象のカスタム投稿タイプ
- カテゴリー
- タグ
- 公開対象のカスタムタクソノミー
- 投稿者アーカイブ
などがあります。
ただし、実際に含まれる内容はサイト構成や投稿タイプ・タクソノミーの設定、プラグインやカスタマイズによって変わる場合があります。
そのため、「WordPressに存在するすべてのURLが必ず掲載される」という意味ではありません。
6 WordPress標準サイトマップは自動更新される
WordPress標準のサイトマップは、手作業でXMLファイルを作成する方式ではありません。
WordPressが現在の投稿やカテゴリーなどの情報をもとに動的に生成します。
そのため、新しい記事を公開するたびに、
FTPでサイトマップを作り直す
↓
新しいXMLファイルをアップロードする
といった作業は通常必要ありません。
7 sitemap.xmlとは?
ここが最も誤解されやすいところです。
sitemap.xml という名前だけを見ても、
そのサイトマップを何が生成しているかは判断できません。
たとえば、
- SEOプラグインが生成している
- 自作プログラムが生成している
- 外部ツールで作ったXMLファイルを設置している
- 別のサイトマップURLへリダイレクトしている
など、さまざまな可能性があります。
つまり、
sitemap.xml
=
古いサイトマップ
ではありません。
8 All in One SEOではsitemap.xmlが使われる
たとえばAll in One SEO(AIOSEO)では、標準のXMLサイトマップURLとして、
https://example.com/sitemap.xml
が使われます。
これは手動で作成する古いXMLファイルではありません。
AIOSEOが動的に生成するサイトマップで、検索エンジンがアクセスしたときに最新の内容が生成されます。
したがってAIOSEOを使用しているサイトで、
「sitemap.xmlだから古いので削除しよう」
と判断してはいけません。
9 sitemap_index.xmlとは?
sitemap_index.xml も、よく使われるサイトマップURLです。
代表的なのがYoast SEOです。
Yoast SEOでは通常、
https://example.com/sitemap_index.xml
がメインのサイトマップインデックスになります。
その中に、
post-sitemap.xml
page-sitemap.xml
category-sitemap.xml
などの個別サイトマップが含まれます。
10 Yoast SEOのサイトマップも自動更新される
Yoast SEOのXMLサイトマップも手動生成ではありません。
記事を追加・削除するとサイトマップも自動的に更新されます。
また、Yoast SEOで noindex に設定した投稿タイプなどは、サイトマップから除外される仕組みがあります。
したがって、
SEOプラグインのサイトマップ
=
手動更新
という理解も正しくありません。
11 wp-sitemap.xmlとsitemap.xmlは「まったく別物」とは限らない
WordPressサイトによっては、
https://example.com/sitemap.xml
へアクセスすると、
https://example.com/wp-sitemap.xml
へ転送される場合もあります。
一方、AIOSEOなどのプラグインを利用していれば、sitemap.xml 自体がプラグインのXMLサイトマップになっている場合もあります。
つまり、URLの名前だけで判断するのではなく、
実際にURLへアクセスして、何が表示されるのかを確認することが重要です。
12 wp-sitemap.xmlとSEOプラグインのサイトマップの違い
| 項目 | WordPress標準 | SEOプラグイン |
|---|---|---|
| 代表URL | wp-sitemap.xml |
sitemap.xml、sitemap_index.xmlなど |
| 生成元 | WordPress本体 | SEOプラグイン |
| 更新 | 自動 | 一般に自動 |
| 設定項目 | 基本機能中心 | プラグインによって細かな設定が可能 |
| noindexとの連携 | SEOプラグインほど直接的ではない | プラグインのSEO設定と連携するものが多い |
| Search Console | 利用しているなら送信可能 | 利用しているプラグインのメインサイトマップを送信 |
13 複数のサイトマップがあるとSEOに悪い?
複数のサイトマップに同じURLが掲載されているだけで、Googleからペナルティを受けたり検索順位が下がったりするわけではありません。
Googleは複数のサイトマップやサイトマップインデックスを扱うことができます。
そのため、
wp-sitemap.xmlにも掲載
sitemap.xmlにも掲載
↓
重複コンテンツ扱い
↓
SEOペナルティ
ということにはなりません。
14 ただし複数サイトマップの併用は管理が複雑になる
SEO上のペナルティではありませんが、複数のサイトマップ生成機能を同時に使うと運用上わかりにくくなることがあります。
たとえば、
- 一方には掲載されているが、もう一方には掲載されていない
- noindexにしたURLが片方に残っている
- 古いサイトマップファイルがサーバーに残っている
- Search Consoleに似たサイトマップが何個も登録されている
- どの機能がサイトマップを管理しているのか分からない
といった状態です。
そのため、
SEOプラグインでXMLサイトマップを管理している場合は、そのプラグインのサイトマップを中心に運用する
など、管理方法を整理しておくと分かりやすくなります。
15 Google Search Consoleにはどのサイトマップを送ればいい?
基本的には、
現在サイトで使用しているメインのサイトマップまたはサイトマップインデックス
を送信します。
15.1 WordPress標準サイトマップを使っている場合
wp-sitemap.xml
を送信します。
15.2 Yoast SEOを使っている場合
sitemap_index.xml
を送信します。
インデックス内の個別サイトマップを一つずつSearch Consoleへ登録する必要は通常ありません。
15.3 All in One SEOを使っている場合
sitemap.xml
を送信します。
AIOSEOをGoogle Search Consoleと連携している場合は、プラグイン側からサイトマップが自動送信・同期される機能もあります。
15.4 その他のSEOプラグインを使っている場合
プラグインの管理画面や公式マニュアルで、XMLサイトマップのURLを確認してください。
ファイル名を推測して登録するのではなく、
現在そのプラグインが実際に生成しているサイトマップURLを確認する
ことが重要です。
16 Search Consoleに複数のサイトマップを送っても大丈夫?
Googleは複数のサイトマップを扱うことができるため、複数送信したこと自体がSEO上の問題になるわけではありません。
ただし、同じWordPressサイトについて内容がほぼ同じサイトマップを何種類も登録しておくメリットも通常は大きくありません。
管理を分かりやすくするなら、現在メインで使用しているサイトマップインデックスを中心に登録しておくとよいでしょう。
17 Google Search Consoleへのサイトマップ送信方法
- Google Search Consoleを開く
- 対象サイトのプロパティを選択する
- 左メニューから「サイトマップ」を開く
- 「新しいサイトマップの追加」を確認する
- 使用中のサイトマップURLを入力する
- 「送信」をクリックする
たとえばWordPress標準なら、
wp-sitemap.xml
Yoast SEOなら、
sitemap_index.xml
AIOSEOなら、
sitemap.xml
を入力します。
18 サイトマップを送信したらすぐインデックスされる?
サイトマップをSearch Consoleへ送信しても、
数時間後に必ずページがインデックスされるというものではありません。
Googleがサイトマップを取得し、その後URLをクロール・インデックスするまでの時間は一定ではありません。
送信後はSearch Consoleで、
- サイトマップを正常に取得できているか
- 検出されたURL
- ページのインデックス登録状況
などを確認しましょう。
19 サイトマップに入っていればインデックスされるわけではない
サイトマップにURLが存在していても、
- noindexになっている
- robots.txtなどによってクロールに問題がある
- 別URLがcanonicalになっている
- ページが削除されている
- Googleがインデックス不要と判断している
などの理由でインデックスされないことがあります。
サイトマップはURL発見を助ける仕組みであり、
インデックス登録を強制する仕組みではありません。
20 サイトマップには「検索結果に出したいURL」を掲載する
XMLサイトマップには、基本的に検索結果へ表示させたい正規URLを掲載します。
たとえば、
- 公開中の投稿
- 公開中の固定ページ
- 検索対象にしたいカスタム投稿
- 検索対象にしたいカテゴリーなど
です。
一方、
- noindexにしているページ
- 削除済みページ
- 重複URL
- 別URLをcanonicalとしているページ
などを積極的にサイトマップへ掲載する必要はありません。
21 priorityとchangefreqは必要?
XMLサイトマップでは、以前から次のようなタグを見かけることがあります。
<priority>1.0</priority>
<changefreq>daily</changefreq>
しかしGoogleは現在、
priority と changefreq の値を使用していません。
そのため、
priorityを1.0にすれば上位表示される
changefreqをdailyにすれば毎日クロールされる
というものではありません。
22 lastmodは正確なら利用される
一方、lastmod は、正確に管理されている場合にはGoogleが利用することがあります。
たとえば、
<url>
<loc>https://example.com/sample-page/</loc>
<lastmod>2026-08-14</lastmod>
</url>
のような形です。
ただし、ページを実質的に変更していないのに毎日lastmodだけ更新するなど、不正確な値を設定するのは避けましょう。
23 XMLサイトマップの簡単な例
基本的なXMLサイトマップは次のような形式です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://example.com/</loc>
<lastmod>2026-08-14</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://example.com/sample-page/</loc>
<lastmod>2026-08-10</lastmod>
</url>
</urlset>
Google向けサイトマップだからといって、priority や changefreq を必ず入れる必要はありません。
24 robots.txtにもサイトマップを記載できる
XMLサイトマップはGoogle Search Consoleから送信する以外に、robots.txtから検索エンジンへ場所を知らせることもできます。
たとえば、
Sitemap: https://example.com/wp-sitemap.xml
のように記載します。
WordPress標準サイトマップでは、WordPressが生成するrobots.txtからサイトマップを参照できる仕組みも用意されています。
25 自分のサイトがどのサイトマップを使っているか確認する方法
どのサイトマップをSearch Consoleへ登録すればよいか分からない場合は、次の順番で確認すると分かりやすいです。
/wp-sitemap.xmlを開く/sitemap.xmlを開く/sitemap_index.xmlを開く- SEOプラグインの管理画面を確認する
- robots.txtのSitemap記述を確認する
ただし、存在するサイトマップをすべてSearch Consoleへ登録する必要はありません。
現在メインで使用しているサイトマップ生成機能を確認して、そのインデックスを登録する
のが分かりやすい方法です。
26 SEOプラグインを使っている場合のおすすめ
Yoast SEOやAll in One SEOなど、XMLサイトマップを管理するSEOプラグインを利用している場合は、そのプラグインが生成しているサイトマップを使用すると管理しやすくなります。
SEOプラグインでは、
- 検索結果に出したい投稿タイプ
- noindex設定
- タクソノミー
- 著者アーカイブ
などSEO関連設定とサイトマップを連携できるものがあります。
プラグインを使用している場合は、そのプラグインの設定画面でサイトマップURLを確認しましょう。
27 WordPress標準サイトマップだけでも使える
一方、SEOプラグインを使用していないからといって、XMLサイトマップのためだけに必ずプラグインを追加しなければならないわけではありません。
WordPress 5.5以降には標準XMLサイトマップがあります。
特別なサイトマップ制御が必要なければ、
https://example.com/wp-sitemap.xml
を利用できます。
28 Search Consoleに古いサイトマップが残っていたら?
以前使用していたSEOプラグインを削除したり、サイトマップ生成方法を変更したりすると、Search Consoleに古いサイトマップURLが残っていることがあります。
古いサイトマップが残っているだけでSEOペナルティになるわけではありません。
ただし、すでに存在しないサイトマップが、
取得できませんでした
などの状態で残っていると管理しにくくなります。
現在使用していないサイトマップであれば、Search Console上の登録を整理してもよいでしょう。
29 まとめ:Googleに送るサイトマップは「wp-sitemap.xml一択」ではない
WordPressのXMLサイトマップについて重要なのは、
ファイル名だけで新旧や優劣を判断しないこと
です。
wp-sitemap.xmlはWordPress 5.5以降の標準サイトマップsitemap.xmlは単なるURL名であり、古い方式という意味ではない- AIOSEOでは通常
sitemap.xmlが使用される - Yoast SEOでは通常
sitemap_index.xmlが使用される - SEOプラグインのサイトマップも通常は自動更新される
- 複数のサイトマップが存在しても、それだけでSEOペナルティにはならない
- Search Consoleには現在使用しているメインのサイトマップを送信する
- サイトマップを送ってもインデックス登録は保証されない
- Googleはpriorityとchangefreqを使用していない
- 正確なlastmodはGoogleが利用する場合がある
したがって、
WordPress標準を使用
→ wp-sitemap.xml
Yoast SEOを使用
→ sitemap_index.xml
All in One SEOを使用
→ sitemap.xml
というように、現在サイトで何がXMLサイトマップを生成しているのかを確認してからSearch Consoleへ送信しましょう。
「wp-sitemap.xmlだから正しい」「sitemap.xmlだから古い」という判断ではなく、現在使用しているサイトマップが最新のURLを正しく掲載しているかを確認することが大切です。
30 関連記事リンク
※ robots.txtの設定については、以下の記事も参考にしてください。


