WebP(ウェッピー)とは?メリット・デメリット・編集方法・おすすめ変換ソフトまで徹底解説
- 1 WebP(ウェッピー)とは?
- 2 WebP のメリット
- 2.1 圧倒的に軽い(最大90%軽量化)
- 2.2 PNG のように透明に対応
- 2.3 Google が推奨している画像形式
- 2.4 WordPress 6.x では標準サポート
- 3 WebP のデメリット
- 3.1 古いブラウザだと表示できない
- 3.2 Windows標準では開けない場合がある
- 3.3 JPEGより“少しだけ”編集に向いていない
- 4 WebP を編集できるソフト一覧
- 5 WebP への変換方法(初心者向け)
- 5.1 TinyPNG(簡単・無料)
- 5.2 Squoosh(Google公式)
- 5.3 Photoshop
- 6 WordPress で WebP を使うべき理由
- 7 WebP を使わない方がいいケース
- 8 WebP のよくある質問
- 8.1 Q. すべての画像を WebP にした方がいい?
- 8.2 Q. PNG と WebP はどっちが良い?
- 8.3 Q. もとの JPEG は削除してOK?
- 9 まとめ
- 9.1 関連記事
WebP(ウェッピー)は Google が開発した 次世代画像フォーマット です。
JPEG や PNG より軽量で、WordPress の高速化(特に LCP 改善)にも大きく貢献します。
この記事では、WebP の特徴・メリット・デメリット・編集方法・おすすめ変換ソフト を初心者向けにわかりやすくまとめました。
1 WebP(ウェッピー)とは?
WebP は「圧縮しても画質が劣化しにくい」ことが最大の特徴の画像形式です。
2025年現在、すべての主要ブラウザが対応しており、WordPress の高速化に欠かせない存在になっています。
| 形式 | 特徴 | ファイルサイズ |
|---|---|---|
| JPEG | 写真に強いが圧縮で劣化する | 大きい |
| PNG | 透明背景に強い | 非常に大きい |
| WebP | 高圧縮&劣化しにくい。透明もOK | 最も小さい |
2 WebP のメリット
2.1 圧倒的に軽い(最大90%軽量化)
WebP の最大メリットは「同じ画質なら 40〜90%も軽くなる」ことです。
LCP改善に直結します。
2.2 PNG のように透明に対応
透過背景が必要なアイコン・ロゴでも WebP が使えます。
2.3 Google が推奨している画像形式
Core Web Vitals 対策として Google 公式のPageSpeed Insightsでも
「WebPに変換してください」 と表示されます。
2.4 WordPress 6.x では標準サポート
いまは追加プラグインなしでアップロード可能です。
3 WebP のデメリット
3.1 古いブラウザだと表示できない
ただしスマホ・PCの 99%以上が対応済み のため実用上問題ありません。
3.2 Windows標準では開けない場合がある
Windows 10 以前は標準ソフトで開けないことがあります。
その場合は視聴ソフトを追加する必要があります。
3.3 JPEGより“少しだけ”編集に向いていない
編集自体はできますが、一部ソフトで対応が弱い場合があります。
4 WebP を編集できるソフト一覧
- Photoshop(プラグイン不要で対応)
- GIMP(無料・日本語対応)
- Photopea(ブラウザで編集OK)
- XnConvert(一括変換が超便利)
- IrfanView(軽量ビューア)
5 WebP への変換方法(初心者向け)
5.1 TinyPNG(簡単・無料)
画像をドラッグするだけで WebP に変換できます。
5.2 Squoosh(Google公式)
画質を見ながら調整できるので便利です。
5.3 Photoshop
Photoshopでは次の手順で保存できます:
- 画像を開く
- 「ファイル → 形式を指定して保存」を選択
- 「WebP」を選択
6 WordPress で WebP を使うべき理由
WebP を使うとページの画像が軽くなるため…
- LCP が改善する
- INP が改善する(JSの負荷が減る)
- CLS が改善する(読み込みが早くなる)
- SEO が向上する
特に Hero画像やアイキャッチ画像は WebP 一択です。
7 WebP を使わない方がいいケース
実は WebP に向かないケースもあります。
- RAW写真を細部まで保ちたい → JPEGが適切
- 編集を繰り返す予定 → PNG/JPEGが安全
- 古いシステム・特殊用途 → PNGの方が互換性高い
基本的には「サイトに表示する最終形」は WebP が最適です。
8 WebP のよくある質問
8.1 Q. すべての画像を WebP にした方がいい?
はい、ほとんどのケースで推奨されます。
8.2 Q. PNG と WebP はどっちが良い?
透過画像もWebPでOK、画質も綺麗で軽いです。
8.3 Q. もとの JPEG は削除してOK?
はい、編集しないなら削除して問題ありません。
9 まとめ
WebP(ウェッピー)は WordPress サイトの高速化に欠かせない画像形式です。
特に LCP 改善に直結するため、アイキャッチ画像・Hero画像・サムネイルは必ずWebPに変換しておきましょう。
次のステップとして、変換ソフトで画像をWebPにしながら、
PageSpeed Insights でスコアを確認してみてください。


