【2】Google AdSense審査に通るブログの作り方

「Google AdSenseの審査に通らない…」
「何回申請しても不合格になってしまう」
そんな悩みを持つブロガーは非常に多いです。

この記事では、現在の基準に合わせて、
Google AdSense審査に通るためのブログの作り方を、初心者にもわかりやすく解説します。

1 Google AdSense審査とは?

Google AdSenseは、あなたのブログに広告を掲載し、クリックされた回数に応じて報酬が得られるGoogleの広告サービスです。

ただし、広告を掲載するためには、最初にGoogleのサイト審査を通過しなければなりません。
審査では、ブログが以下のような基準を満たしているかをチェックされます。

  • 独自ドメインを使用しているか
  • オリジナルコンテンツがあるか
  • Googleポリシーに違反していないか
  • 操作しやすく、ユーザーに有益なサイトか

2 審査に通らない主な原因

多くの人が落ちる原因は、実は共通しています。
次のような要因があると不合格になるケースが多いです。

  • 記事数が少ない(5記事未満)
  • 著作権のある画像や文章を無断使用している
  • アダルト・暴力・ギャンブル系コンテンツ
  • お問い合わせ・プライバシーポリシーがない
  • カテゴリー構成が分かりにくい

つまり、「ユーザーにとって信頼できる情報サイト」になっていないことが多いのです。

3 審査に通るための具体的なポイント

3.1 独自ドメインを取得する

無料ブログ(例:ameblo.jp、hatena.ne.jp など)は審査に通りにくい傾向があります。
WordPressなどのCMSを使い、独自ドメイン(例:example.com)を取得しましょう。

レンタルサーバー例:

  • ConoHa WING
  • Xserver(エックスサーバー)
  • mixhost

3.2 記事数は最低10記事以上を目安に

1記事1,000文字以上のオリジナル記事を、10本以上投稿しましょう。
ジャンルは自由ですが、以下のような構成だと通過しやすいです。

  • 専門性のあるテーマ(例:料理・健康・ガジェット)
  • 個人の体験談やレビュー
  • 検索ユーザーの悩みを解決する内容

日記のような「今日○○した」では審査が通りません。

3.3 プライバシーポリシーとお問い合わせページを設置

Googleのポリシーでは、プライバシーポリシーの明示が必須です。

次のようなページを固定ページで作成しましょう。

  • プライバシーポリシー(Cookie・広告配信について)
  • お問い合わせフォーム

Cocoonならデフォルトでテンプレートあり、Lightningでも固定ページ+フォームプラグイン(Contact Form 7など)で対応できます。

3.4 画像は著作権フリー素材を使う

無断転載や商用利用禁止の画像はNGです。
おすすめ素材サイト:

  • Unsplash
  • Pixabay
  • O-DAN
  • いらすとや

画像を軽量化してサイト表示を速くすることも重要です。

3.5 サイト構造をシンプルに保つ

審査時は「広告」や「アフィリエイトリンク」を一旦外し、
純粋なコンテンツ重視の構成にしましょう。

また、ヘッダーやフッターに無駄なリンクが多いと、
Googleのクロールが正しく行われない場合があります。

4 審査申請の手順

  1. Google AdSense公式サイトにアクセス。
  2. Googleアカウントでログイン。
  3. 「お客様のサイト」欄にブログURLを入力。
  4. AdSenseのコードをコピーして、WordPressに貼り付け。

HTMLの <head> 内に次のように設置します。

<meta name="google-adsense-account" content="ca-pub-0000000000000000">

貼り付けたら、Googleが自動で審査を開始します。
通常2〜7日で結果が届きます。

5 審査後にすべきこと

  • 広告ユニットを作成して、サイトに貼る
  • ads.txtを正しく設置
  • 自動広告 or 手動広告の設定

そして、自己クリックは禁止です。Googleから永久停止される可能性があります。

6 まとめ

  • 独自ドメイン+オリジナル記事が基本
  • プライバシーポリシー・お問い合わせページを必ず設置
  • 10記事以上、1記事1,000文字以上を目安に
  • 審査中は広告・アフィリを外す

地道にコンテンツを整えていけば、AdSense審査は通ります。
焦らず、ユーザーに価値あるブログを作ることが最大の近道です。