HTMLの基本【初心者向け|アクセシビリティ&SEO対応】

HTMLの基本【初心者向け|アクセシビリティ&SEO対応】

HTMLはWebページを作るための言語です。文章や画像、リンク、表などを構造化して表示できます。ここでは、初心者向けにHTMLの基本構造とよく使うタグ、さらにアクセシビリティ(a11y)とSEOを意識したポイントも解説します。

1 HTML文書の基本構造

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">  <!-- ページの言語を指定 -->
<head>
  <meta charset="UTF-8">  <!-- 文字コード指定 -->
  <title>HTMLの基本【初心者向け|アクセシビリティ&SEO対応】</title>  <!-- SEOで重要 -->
  <meta name="description" content="初心者向けHTMLの基本構造とアクセシビリティ・SEOのポイント解説">
</head>
<body>

  <!-- ページの本文 -->

</body>
</html>

2 よく使うHTMLタグとアクセシビリティ・SEOのポイント

タグ 用途 アクセシビリティ/SEOのポイント
<h1>〜<h6> 見出し(Heading) ページの構造を示すため、順番通りに使用。SEOで重要なキーワードは <h1> や <h2> に含める
<p> 段落(Paragraph) 文章を論理的に分けることでスクリーンリーダーでも読みやすくなる
<a> リンク(Anchor) リンクテキストは内容が分かるものにする。空リンクは避ける
<img> 画像 必ず alt 属性を付け、画像の内容を説明。SEOでも重要
<ul>, <ol>, <li> リスト(順不同 / 順序付き / 項目) 論理的なリストにすることでスクリーンリーダーで正しく読み上げられる
<table>, <thead>, <tbody>, <tr>, <th>, <td> 表(Table) <caption>scope="col"/scope="row" を使うとアクセシブル。複雑な結合セルは避ける
<div> ブロック要素のグループ化 装飾やレイアウト用。意味を持たせたい場合は <section><article> の使用も検討
<span> インライン要素のグループ化 文字装飾用。意味のあるテキストには <strong><em> を使う

3 HTMLを書くときのアクセシビリティとSEOのポイント

  • 文書の構造を論理的に作る(見出し順序、段落、リスト)
  • 画像には alt を必ず付ける
  • リンクテキストは「ここをクリック」のような曖昧な表現は避ける
  • テーブルには <caption>scope 属性を活用
  • フォームには <label> を使い、入力項目と説明を紐付ける
  • metaタグやタイトルタグでページの内容を簡潔に説明(SEO)

4 まとめ

HTMLの基本を押さえることで、誰でも見やすくアクセスしやすいWebページを作れます。アクセシビリティを意識すると、スクリーンリーダーでも読みやすくなり、SEOの評価にもつながります。まずは本文に見出し、段落、画像、リンクを組み合わせ、慣れてきたら表やフォームも使ってみましょう。