メモ帳エディタでJavaScriptを保存する方法:ファイル名・種類・文字コード・改行コード
Windowsの標準テキストエディタ「メモ帳」を使ってJavaScriptファイルを作成・保存する方法を解説します。特に注意したい「ファイル名」「ファイルの種類」「文字コード」「改行コード」について詳しく説明します。
1 メモ帳でJavaScriptを作る
まず、メモ帳を開きます。
// 例:簡単なJavaScript
function helloWorld() {
alert('Hello, world!');
}
helloWorld();
上記のコードをそのままメモ帳に入力します。インデントや改行はそのまま保持してください。
2 ファイルの保存方法
メモ帳で「名前を付けて保存」を選択します。設定は以下の通りです。
- ファイル名:
sample.js(必ず拡張子は.jsにします) - ファイルの種類:すべてのファイル
- 文字コード:UTF-8(BOMなしが望ましい)
- 改行コード:LF(Linux/Unixスタイル)、Windowsの場合CRLFでも可
メモ帳のバージョンによっては「文字コード」や「改行コード」を指定するオプションが少ない場合があります。その場合は「UTF-8」で保存しておけば、ほとんどのブラウザで正しく読み込めます。
3 注意点
- ファイル名は必ず
.jsにする。
例:script.js、main.js。
sample.js.txtのようにならないよう注意。 - 文字コードはUTF-8(BOMなし)が望ましい。BOM付きUTF-8は一部ブラウザで不具合が出ることがあります。
- 改行コードはLF(Linux/Unix)またはCRLF(Windows)どちらでも動作しますが、チームで作業する場合は統一するのがおすすめ。
4 保存後の確認
保存後は、拡張子が .js になっているか、文字コードや改行コードが正しいか確認します。エディタによっては、右クリック → プロパティで確認できます。またはVSCodeやSublime Textなどで開くと確認しやすいです。
5 まとめ
メモ帳でJavaScriptファイルを作る場合、以下を意識するだけで問題なくブラウザで動作します。
ファイル名は必ず .js
ファイルの種類は「すべてのファイル」
文字コードはUTF-8(BOMなし)
改行コードはLFかCRLF
この手順を守れば、Windows標準のメモ帳だけでも安全にJavaScriptファイルを作成できます。


