自分のIPアドレスをショートコードで調べる方法
目次
今回は、WordPressで自分のIPアドレスを簡単に調べる方法を紹介します。functions.phpにコードを追加するだけで、管理画面や投稿ページで自分のIPを確認できます。
1 実装のポイント
自分のアクセス元IPを取得して表示する方法です。管理画面に通知として表示したり、ショートコードでページ本文に表示することもできます。
2 functions.php にコードを追加
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// 管理画面に自分のIPアドレスを表示
//-------------------------------------------
add_action('admin_notices', function() {
$user_ip = $_SERVER['REMOTE_ADDR'];
// プロキシ環境対応
if (!empty($_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_FOR'])) {
$user_ip = $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_FOR'];
$ips = explode(',', $user_ip);
$user_ip = trim($ips[0]);
}
echo '<div class="notice notice-info"><p>あなたのIPアドレス:' . esc_html($user_ip) . '</p></div>';
});
// 投稿や固定ページで表示できるショートコード
add_shortcode('my_ip', function() {
$user_ip = $_SERVER['REMOTE_ADDR'];
if (!empty($_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_FOR'])) {
$user_ip = $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_FOR'];
$ips = explode(',', $user_ip);
$user_ip = trim($ips[0]);
}
return 'あなたのIPアドレス:' . esc_html($user_ip);
});
補足:
- 管理画面に表示されるIPは、WordPressから見えるIPです。
- 動的IPやプロキシ環境では、IPが毎回変わる場合があります。
- ショートコード [my_ip]を使うと、投稿や固定ページ本文にIPを表示できます。
記事内で表示する場合:
[my_ip]
3 完成イメージ
3.1 管理画面に表示
![]()
3.2 ショートコードで固定ページ、投稿ページに表示

4 代用プラグイン
IP確認用の専用プラグインはあまりありませんが、セキュリティ系プラグインでログ閲覧機能としてIPを確認できる場合があります(例:Wordfence Security)。
5 まとめ
functions.php にコードを追加するだけで、WordPress上で自分のIPアドレスを簡単に確認できます。管理画面上での通知表示と、投稿・固定ページでのショートコード表示の両方が可能です。


